毎日の節約法

台所やお風呂で、大活躍してくれる給湯器。本ページでは、ガス給湯器の節約術をリサーチしています。

ちょっとした工夫を大切に!給湯器の節約法

家屋内で給湯器が活躍してくれる場所を大別すると、浴室・台所になります。無駄な光熱費をカットするために、シーン別の節約術を考えてみましょう。

浴室

浴室のガス代を上昇させるのは、何といっても追い焚き。例えば家族が4人以上いる家庭で、一人ひとりが入浴時に追い焚きを繰り返すと、ガス代はどんどん嵩んでいきます。節水に役立つ追い焚きですが、月々のガス代を圧迫しているのも確か。以下の節約術を実践していきましょう。

  • ふたを活用する…ふたをしないと、温度はどんどん逃げていきます。
    浴室を出るときはもちろんですが、入浴中も半分ふたを閉めておくなどの工夫を。
  • 保温機能…家族に優しい保温機能も、状況に合わせてこまめにOFFを。
    リモコンスイッチのつけっぱなしもNG。種火が点いた状態になっています。
  • シャワーを活用…夏季はシャワーのみで済ませれば、それだけガス代は安くなります。
    またシャワー中の流し放しを抑制するのも、一案。
    手元で手軽にON/OFF操作ができるシャワーヘットがおすすめです。

上記の試みで、月々のガス代を1000円単位で節約できることもあります。ぜひ実践してみてください。

また浴室リフォームの際は、冬季でも週に何日かは、シャワーで済ませられる暖かい浴室環境の整備を目指すと、長期的な節約につながりますよ。

台所

煮炊きやお皿洗いでガスを使用することが多い台所での節約術は、以下の通りです。

  • 湯沸しの工夫…お湯を沸かすのに水道の冷たい水を使用していると、
    それだけ光熱費がかかります。熱効率の高い給湯器のお湯を活用しましょう。
  • お皿洗いに手袋を…冬季に冷たいお水でお皿洗いをするのは困難です。
    そこで100円ショップなどで購入可能な手袋を活用してみてください。
    布+ゴムの二重装備なら、水の冷たさを意識せず、ガス代も大幅に節約できます。

上記のほかにも「煮炊きに必要以上の水を使わない」、「ガスはなるべく中火で」などを心がけると、ガス代をかなり節約できるはずです。

省エネ機器に注目

給湯器交換の機会が訪れたら、なるべく省エネ機器を選ぶようにしましょう。それだけで光熱費の節約につながります。以下に代表例を紹介します。

  • エコジョーズ(ガス系)…従来のガス給湯器の排気熱を再利用するシステム。
  • エコウィル(ガス系)…ガスの力で給湯できるだけでなく、電気も作れるシステム。
  • エネファーム(ガス系)…こちらもガスの力で給湯と電力を供給できる機器。エコウィルより能力は高いが、価格も数百万円台。
  • エコキュート(電気系)…大気中の二酸化炭素の熱を取り込み、湯を作るため、環境に優しい。価格の安い深夜帯の電力を使ってお湯を作るため、光熱費が安い。
  • エコフィール(石油系)…従来の石油給湯器の排ガス熱を再利用するシステム。熱効率はアップし、料金に直結する灯油使用量はダウン。

省エネ機器をさらに詳しく紹介します。